令和元年度 福井県特別支援教育センター 研修講座一覧
令和元年度の研修講座
研修講座
No.13 発達障害のある子とその保護者への支援 定員100名
-一人ひとりを受け止め、話を聴いて(訊いて)理解を共有し、解決策を提示しながら、発達に寄り添う-
※幼児教育支援センターとの連携講座
※お車でお越しの方はできる限り乗り合わせでお願いします。
実施日
令和元年8月9日(金)13:00~16:00
会場
ふくい健康の森
生きがい交流センター
講 師
福井心のクリニック
臨床心理士 齊藤 荘二 氏
講師紹介
臨床心理士として、「福井心のクリニック」にて様々な症例の子どもや保護者の心理相談に従事している。また、当センター主催の「こどもとそだちの相談会」において、気がかりな子どもたち本人や保護者への相談、アドバイスを行っている。
受講のポイント
発達障害のある子どもたちへの接し方、支援の仕方について、様々な症例をもとに学ぶ。また、その保護者に対して、子どもたちの何を育て、大切にしていくかについての伝え方について考える。
参加者
226名
講座概要
福井心のクリニック 臨床心理士 齊藤 荘二 氏から、発達障害のある子どもたちへの接し方や支援の仕方、子どもたちの何を育て大切にしていくか、保護者に対しての伝え方について、事例を紹介していただきながら、ご講義をいただきました。
本人や保護者の悩み事や心配事に対しては、情報提供をするなかで解決策を提示すること、不安や怒りの共有をすることが大切であると話されました。そうすることで、人に依存することを目指していく、と説明されました。
育てたいものとして、主体性・自我を挙げられました。主体性・自我とは、自分を観察し自分を育てる自分であり、自分のやる気を感じ取ること、自分のことを好きかどうかということにも関係する、と話されました。また、主体性の向上のためには、子どもの様子を見ながら、話し合いが続くようにしていくことが大切であると話されました。話し合いができれば、子どもは成長すると説明され、発達障害のお子さんの成長を見守ってほしい、と話されました。
最後に、目の前にいる子どもの発達に寄り添い、「うまくいってもいかなくても、いつも応援している」というメッセージを伝え続けてほしい、と御講義を締めくくられました。
備考
右下の「詳細を表示」をクリックすると講座の概要,当日の様子(写真),参加者の声等が表示されます。
参加者の声
・いろいろな子どもたちや保護者のエピソードを紹介しながらの講義であったため、内容が理解しやすかったです。
・子どもが一人ひとり違うように、発達障害のある子も一人ひとり違うことを改めて学び、子どもに寄り添っていきたいと思いました。
・目の前の子どもの様子をしっかりと見ながら、また、自分自身の経験に当てはめながら、支援を考えていきたいです。
・子どもと話し合いを続けることが大切であるという話が印象に残りました。話し合いを大切にし、その子の可能性を広げていきたいです。
・うまくいっているときも、うまくいっていないときも、「応援しているよ」と子どもに伝えていきたいです。
カウンタ
COUNTER
17035