平成30年度 福井県特別支援教育センター 研修講座一覧
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H30 研修講座
研修講座
No.8 特別支援学校における教材開発と実践
-教材・教具の検討、作成と体験を通して-
-教材・教具の検討、作成と体験を通して-
実施日
平成30年8月2日(木)10:00~16:00
会場
福井県立嶺南東特別支援学校
講 師
福井県立嶺南東特別支援学校教員
講師紹介
受講のポイント
嶺南東特別支援学校の子どもたちが使用している教材・教具を紹介していただきます。また、受講者の先生方が担当する子どもに合った教材・教具を嶺南東特別支援学校の先生方と相談して作成していただきます。中学部や高等部の作業学習の体験もあります。特別支援学級の先生方にお勧めします。
参加者
参加者合計 36名
講座概要
午前は、嶺南東特別支援学校の学校紹介と「教材・教具を作成する上でのポイント」についての講義がありました。講義では、自立活動の意義を押さえてから、子どもにつけたい力を明確にすること、子どもたちの活動の動機づけを高めること、視覚的な手がかりは必要性を考慮して活用すること、教師の指示に一貫性をもたせることの大切さについて、事例を示しながらの説明がありました。
午後は、教材・教具作りに役立つホームページやサイトの紹介があり、国語・算数などの教材・教具を実際に手に取って、作成・使用されている嶺南東特別支援学校の先生方に質問することができました。また、2つのグループに分かれて、中学部の作業学習である「鍋敷き作り」と高等部の作業学習である「木工(ベンチ作り)」を体験しました。体験実習では、サポートしてくれる嶺南東特別支援学校の先生方にその場で気軽に質問したり、受講者の悩みに寄り添ったアドバイスをもらえたりと、充実した活動が展開された1日でした。
備考
右下の「詳細を表示」をクリックすると講座の概要,当日の様子(写真),参加者の声等が表示されます
参加者の声
・教材についての参考文献やホームページを教えていただき、また実際の教材・教具を手に取って見ることもでき、夏休み明けからの準備がしやすくなりました。実際に使用されている先生方に、子どもの姿と合わせて教えていただけたのが何よりでした。
・実際に教材・教具作りを体験することで、子どもにとって分かりやすい支援を教師が前もって準備しておくことの大切さについて、身をもって知ることができました。
・子どもの困り感を解消するためのヒントを、講義からも実習からもいただけました。先生方に気軽に質問でき、すぐに答えていただけたこともありがたかったです。