平成29年度 福井県特別支援教育センター 研修講座一覧

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H29 研修講座

研修講座
No.2  特別支援学級での取組
     一校内での連携を意識した学級経営のあり方
実施日
平成29年8月18日(金)13:00~16:00
会場
福井県立図書館
講 師
県内教員による実践報告
県高校教育課主任
講師紹介

受講のポイント
小・中学校の特別支援学級における指導の実際や学級経営の工夫点について紹介していただきます。また、通常学級との交流など、校内での連携を意識した取組について考えます。
参加者
参加者合計  71名
講座概要
はじめに、県高校教育課特別支援・発達障害児教育グループ石田由紀子指導主事より、「福井県の特別支援学級・通級指導教室の現状」として、教育課程の実際や、校内体制づくりの視点、新学習指導要領における育成すべき資質・能力などについて説明していただきました。
次に、越前市国高小学校の棟田美佐子先生から、「子どもたちが生き生きと輝く学級づくりに大切な連携とは」をテーマに、市内の小・中学校において、校内の教職員や保護者、地域の方々と連携をしながら取り組んだ授業実践を中心に報告していただきました。また、大野市陽明中学校の勝矢正代先生からは、「特別支援学級担任の一年」をテーマに、御自身の経験から、担任として、どのような時期にどのような準備や取組が必要かを詳しくお話ししていただきました。また、個別の教育支援計画、指導計画作成における留意点などについても報告していただきました。
その後、参加者がそれぞれの勤務校で行っている「校内での連携を意識した取組」について、情報交換を行いました。
最後に、石田指導主事より、これからの特別支援学級・通級指導教室と通常学級との連携の意義やあり方について、特別支援学級・通級指導教室での取組を校内外へ発信することは、インクルーシブ教育の理解啓発や子どもの学習に対するモチベーションを培うことにつながるという助言をいただきました。
備考
右下の「詳細を表示」をクリックすると講座の概要、当日の様子(写真)、参加者の声等が表示されます。
参加者の声
・特別支援学級での取組は、通常学級でも生かされることが多いと感じました。今後は、校内の教職員に特別支援学級の取組を紹介し、連携につなげていきたいと思いました。
・経験豊富な先生方のお話を聞くことができました。2学期からの指導のヒントをたくさんいただきました。
・子どもの実態をしっかりと把握して授業を構成し、子どもの「つぶやき」を丁寧に拾って、授業を発展させていくことの大切さを学びました。
・授業づくりにおいて子どもを第一に考えることはもちろんですが、教師自身も授業づくりを楽しむことが大切だと思いました。
・異校種の取組を知ることができるよい機会となりました。