平成29年度 福井県特別支援教育センター 研修講座一覧
カウンタ
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35237
H29 研修講座
研修講座
No.12 特別支援学校における教材開発と実践
-すぐに使える教材のアイデア-
-すぐに使える教材のアイデア-
実施日
平成29年8月4日(金)10:00~16:00
会場
福井県立福井南特別支援学校
講 師
福井県立福井南特別支援学校教員
講師紹介
受講のポイント
知的障害のある福井南特別支援学校の子どもたちが使用している教材や具体的な実践を紹介していただきます。体験実習もあります。特別支援学級の先生方にお勧めします。
参加者
47名
講座概要
午前は、福井南特別支援学校の学校紹介と小学部の体育、音楽、遊びの指導(以下、遊び)、生活単元学習(以下、生単)、図画工作(以下、図工)での教材・教具の工夫についての説明がありました。体育では全身運動、器械運動、ゲームなどについて、子どもたちの状態像に合わせての様々な教具が紹介されました。音楽では、映像付き音源を使って、歌唱や合奏(学校のオリジナルソングや卓上ベルの演奏)の練習をすると、音程やリズムがとりやすいとの説明がありました。遊びでは、どの子も楽しめる「段ボール迷路」や「光遊び」について、生単では「アヒル探し」や「だいこんぬき」などの集団で楽しめるゲームについて、図工では、紙皿や紙コップなどを使って手軽に工作できる教材についての紹介がありました。
午後は、午前中に紹介のあった教材・教具を実際に作ったり、体験したりする実習がありました。体育では、体育館で「スリッパリレー」を体験したり、図工では「フリスビー」などの飾りを受講者一人一人が工夫を凝らして作ったりしました。音楽では、映像付き音源を見ながら、楽器演奏や身体表現をしたり、遊び・生単では、「アヒル探し」などのゲームに挑戦したりしました。
受講者の方から、体験をサポートしてくださった小学部の先生方に質問したり、逆に新たな教材活用のアイディアを提案したりすることで、お互い、尚一層教材・教具への理解を深めました。「取り入れてやってみたい」との声も聞かれ、学級の子どもたちを思い浮かべながら、意欲的に取り組んでいました。
午後は、午前中に紹介のあった教材・教具を実際に作ったり、体験したりする実習がありました。体育では、体育館で「スリッパリレー」を体験したり、図工では「フリスビー」などの飾りを受講者一人一人が工夫を凝らして作ったりしました。音楽では、映像付き音源を見ながら、楽器演奏や身体表現をしたり、遊び・生単では、「アヒル探し」などのゲームに挑戦したりしました。
受講者の方から、体験をサポートしてくださった小学部の先生方に質問したり、逆に新たな教材活用のアイディアを提案したりすることで、お互い、尚一層教材・教具への理解を深めました。「取り入れてやってみたい」との声も聞かれ、学級の子どもたちを思い浮かべながら、意欲的に取り組んでいました。
備考
事前に必ず実施要項を御確認いただき、ご参加ください。
参加者の声
・教材の工夫の仕方や視覚的に分かりやすく提示すること、子どもを飽きさせない授業の流れの工夫など参考になることが多く、とても勉強になりました。
・自分が生徒の立場になって体験できたことが、とてもよかったです。また、今回のように、グループに分かれて体験すると、質問がしやすいと思いました。
・しっかりと個別のねらいをもって、「やりたいなあ」と思わせる活動を設定してこそ、子どもたちが成長していけるということを実感しました。中学生にも少しアレンジするだけで、十分活用できると思いました。
・通常学級と特別支援学校の子ども同士がコミュニケーションをとる手段として、『あそび・生単』のグループで体験したゲームを使ってみたいと思いました。
・自分が生徒の立場になって体験できたことが、とてもよかったです。また、今回のように、グループに分かれて体験すると、質問がしやすいと思いました。
・しっかりと個別のねらいをもって、「やりたいなあ」と思わせる活動を設定してこそ、子どもたちが成長していけるということを実感しました。中学生にも少しアレンジするだけで、十分活用できると思いました。
・通常学級と特別支援学校の子ども同士がコミュニケーションをとる手段として、『あそび・生単』のグループで体験したゲームを使ってみたいと思いました。