平成28年度 福井県特別支援教育センター 研修講座一覧

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H28度 研修講座報告

研修講座
No13 特別支援学校における教材開発と実践 【終了】
実施日
平成28年8月1日(月)10:00~16:00
会場
福井県立福井東特別支援学校
講 師
福井県立福井東特別支援学校教員
講師紹介

受講のポイント
病弱及び肢体不自由のある福井東特別支援学校の児童生徒が授業で使用している教材や自立活動における取組、ICTの活用など、具体的な実践を紹介します。その後、製作等を実際に体験します。
参加者
34名
講座概要
午前は、福井東特別支援学校の概要説明と実践報告がありました。それは、タブレット端末を使い、子どもの見えやすさに配慮した絵本の読み聞かせの実践や、活動に参加できなかった生徒が、好きな作品作りや販売活動に取り組めるようになった実践、不登校の生徒が、遠隔授業システムを活用して活動の様子を見ることで教室に入れるようになった事例、ICT機器を使った他県との交流学習についての実践でした。また、実際にICT機器を使い、遠隔地でのやりとりや、Web会議を想定したデータのやりとりを実演してもらいました。午後は、2つの実習を行いました。1つ目は、「Keynote」「背景透過」というアプリを使い、実際に受講者一人一人がiPadを操作しながら、絵本を作成しました。2つ目は、広告紙や包装紙を利用してペーパービーズを作り、それをつなぎ合わせてストラップ作りをしました。これらは、子どもたちが実際、授業で使っている絵本や作業学習で作っている製品だったので、受講者の教材への理解が一層深まったのではないかと思います。


参加者の声
・説明を聞くだけでなく、実際にiPadのアプリを使って絵本を作ってみることでICTの教材がイメージがしやすく、分かりやすかったです。
・通級指導教室の担当となり、タブレット端末を授業に取り入れる必要性を感じています。苦手分野ですが、今日の講義を受けて、使えるようになりたいと強く思いました。
・子ども一人一人に合った教材を作るために手間を惜しまないという発表を聞いて、その場しのぎだった自分を反省しました。特別支援学校との交流学習を考えているところなので、遠隔授業システムを使った情報交換にチャレンジしてみたいです。