平成28年度 福井県特別支援教育センター 研修講座一覧

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H28度 研修講座報告

研修講座
No14 より良い就学支援に向けて 【終了】
       -支援の見立てと判断資料の作成-

実施日
平成28年5月18日(水)13:00~16:00
会場
福井県特別支援教育センター
講 師
県高校教育課主任
特別支援教育センター所員
講師紹介

受講のポイント
インクルーシブ教育システム構築を念頭に置きながら、就学相談の中での「情報収集のポイント」や「調査員としての意見のまとめ方」について演習を通して学びます。初めての方から、経験者の方にもお勧めしています。
実施要項
参加者
31名(嶺南会場で受講した7名を含む)
講座概要

高校教育課特別支援・発達障害児教育グループ主任からは、教育支援委員会の役割や就学期の支援のあり方についての講義がありました。それは、インクルーシブ教育システム構築を念頭に置き、根拠となる法令や、国や県、市町の実情、委員の心構え等、幅広い内容でした。また、個別の教育支援計画・指導計画作成における県の方針について説明がありました。当センター所員からは、就学相談の流れや、観察・聴取の観点等、委員としての実務的な役割や内容について話しました。
  講義の後、就学にかかわる資料から子どもの実態をとらえ、支援を見立てる演習を行いました。まずは、個人で考え、次にグループで意見交換を行いました。特別支援学級や特別支援学校の現状やその違いを説明できないことに改めて気づいたり、各受講者の見立てを聞き合うことで自分の考えを見直したり再確認したりしました。

   本講義はインターネット回線を使って嶺南会場にライブ配信されました。最後に、嶺南   会場も交えてグループ協議の報告を行い、高校教育課の主任からまとめと助言をいただ きました。
参加者の声

・今日の講義で就学相談の全体像を把握することができました。法令に基づいた相談であることも改めて知ることができました。

・委員としての具体的な役割を知ることができたので、細心の注意を払いながら、就学相談に関わっていきたいです。

・講義や演習を通して、学びの場を決めていく過程が分かり、参考になりました。

・演習では、他の先生の意見を聞け、自分が気づかなかったり、知らなかったりすることを確認でき、大変勉強になりました。

・演習は、通常学級にいる個別に配慮すべきかどうか迷うようなの子どもの見立てに役立つと思います。

 ・ライブ中継は、嶺北会場より物足りない感じがしましたが、地元で受講できたのでありがたかったです。嶺北会場の先生の声も聞くことができてよかったです。