平成28年度 福井県特別支援教育センター 研修講座一覧
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30169
H28度 研修講座報告
研修講座
No9 教師が知っておきたい福祉サービス利用の基礎知識 【終了】
-相談支援専門員の立場から考える、福祉と学校との連携のあり方-
-相談支援専門員の立場から考える、福祉と学校との連携のあり方-
実施日
平成28年6月22日(水)13:00~16:00
会場
福井県立図書館
講 師
福井県相談支援専門員協会
代表 佐野 周一 氏
代表 佐野 周一 氏
講師紹介
社会福祉士。障害者支援施設「希望園」副施設長。平成13年より地域療育支援事業コーディネーターとして、奥越圏域の障害児・者の相談業務に携わってこられました。平成26年度より現職。相談支援活動中は、福祉サービスを希望される方以外にも、就労支援、引きこもり支援、経済的な相談支援等いろいろな人に携わってこられました。先進地域の先輩から学び、相談支援従事者初任者研修で受講者にも必ず伝えてきた「抱え込まない・丸投げしない・けんかをしない・一人勝ちしない」をキーワードに、他機関との連携の大切さを意識しながら相談活動に臨んでおられます。
受講のポイント
教師が知っておくべき福祉サービス利用の流れや計画相談に関する課題などを紹介していただきます。また、相談支援専門員としてかかわられたケースから、福祉と学校とのよりよい連携のあり方について学びます。
実施要項
参加者
70名
講座概要
福井県相談支援専門員協会代表の佐野周一先生から、前半は障害者手帳の種類や取得方法、各種福祉サービスについて御講義いただきました。手帳の種類による違いは、次のようなものでした。申請の流れや更新(再認定)の期間等が異なること、手帳所持による公共交通機関や有料道路の割引、医療費助成などのサービスを受けられることがあることなどです。説明が具体的でよくわかりました。
後半は、相談支援専門員として様々なケースにかかわってこられた経験から、福祉と学校との連携について御講義いただきました。サービス等利用計画の作成では、サービス利用状況把握や見直しのために、学校の担当教諭に会議への参加を求めることがある、その際には、作成された利用計画書を学校にも受け取ってほしいとのことでした。また、福祉機関が学校から提供してほしい情報や、学校に伝えたい情報などについて具体的にお話くださいました。最後に、福祉と学校がどのようにつながり、子どもの生活をどう支えたかについて、3つの事例が紹介されました。学校と福祉の連携の形を、具体的にイメージすることができました。
後半は、相談支援専門員として様々なケースにかかわってこられた経験から、福祉と学校との連携について御講義いただきました。サービス等利用計画の作成では、サービス利用状況把握や見直しのために、学校の担当教諭に会議への参加を求めることがある、その際には、作成された利用計画書を学校にも受け取ってほしいとのことでした。また、福祉機関が学校から提供してほしい情報や、学校に伝えたい情報などについて具体的にお話くださいました。最後に、福祉と学校がどのようにつながり、子どもの生活をどう支えたかについて、3つの事例が紹介されました。学校と福祉の連携の形を、具体的にイメージすることができました。
参加者の声
専門員や事業所と情報共有し、連携することが、卒業後の生活の安定につながる
ことがよくわかりました。
・福祉サービスの内容や具体的な手続きなどについて学ぶことができました。保護者に自信
をもって正しい情報を提供できると思います。
・相談支援専門員は、子どもや保護者、教員にとってとても心強い存在だと感じました。担当し
ている子どもたちの学校生活を、福祉機関と相談しながら、支援していきたいと改めて思い
ました。
・福祉サービスは、将来の暮らしを見据えて、本人、家族を支えていくものであるということが
わかりました。
専門員や事業所と情報共有し、連携することが、卒業後の生活の安定につながる
ことがよくわかりました。