令和4年度 福井県特別支援教育センター 研修講座一覧
お知らせ
R4 研修講座のご案内
◆ パンフレット(pdf)→ R4研修講座パンフレット.pdf
◆ パンフレットに記載されている予定会場は、変更になる場合があります。
◆講座開催日の約1ヶ月前に本ページで「詳細な実施要項」を公開します。
「詳細な実施要項」で会場や準備物を必ずご確認ください。
R4研修講座
当日は、集合型研修にて開催しました。 午前の部は、県高校教育課特別支援教育室主任の藪 勝氏より、福井県の特別支援学級の現状や特別支援学級の特色についてのご講義をいただきました。特別支援学級の自立活動において、「本人とともに目標を立てながらスモールステップで取り組んでいくことや、本人に自信をつけることが大切である」とお話をされました。 実践報告では、福井市河合小学校の三上 幸江先生から、学級経営で心がけていること、交流学級や地域の中学校との連携について大切にしていること、自立活動において、自分でできることを増やすための工夫について、教師のロ-ルプレイを通して生徒同士で考え合う工夫など具体的な取組を交えてお話をいただきました。 情報交換の時間は、「小中の連携」「交流及び共同学習」「自立活動」について、グループで意見交換を行いました。また、三上先生の実践報告を聞いての感想や質問なども出し合いました。自身の取組を紹介し合ったり、自尊感情を育むなど自立活動の指導の悩みを話し合ったりしました。 午後の部は、県高校教育課特別支援教育室指導主事の前田 由紀氏より、福井県の特別支援学級の現状や、特別支援学級での指導(保護者との連携、進路指導を含む)についてご講義をいただきました。特に特別支援学級での指導に関しては、ご自身の実践例も交えて詳しくお話をいただきました。その中で、「まずはできることから取り組む中で、楽しさや喜びを見つけていってほしい」とお話をされました。 実践報告では、若狭町上中中学校の中村 阿友美先生から、特別支援学級担任として心がけてきたことを中心に、生徒や保護者と相談し、様々なことを試しながら合理的配慮を決めていった経過や、将来の自立を見据えた丁寧な進路指導、生徒自身が伝えられるようになる力を引き出す指導、保護者との連携の工夫等について、具体的な教材教具も紹介しながらお話をいただきました。どの取組においても、生徒の立場や目線で考えることを大切にされていました。 |
・動画や写真を交えた特別支援学級の具体的な取組を聞くことができたので、とても分かりやすかったです。 ・講義をしてくださった先生やグループの先生方の実践やお考えに触れて、自分の実践の振り返りや捉え直しにつながりました。 ・視覚支援は、特別支援教育にはとても重要であると思って活用してきました。児童同士のトラブルなどの場面においても言葉や行動を見えるようにして、児童同士で解決につなげることが大切だということを学びました。 ・中学校の特別支援学級担任の切実な声を聞きました。いろいろな校種の先生方と自由に話し合いができたことが良かったです。 |
生徒の将来にも関わる大切なことについて学ぶことができました。